クリックで救える命がある。

vol.3 難病の子どもと介護する家族のための「もうひとつの我が家」

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子どもが高度医療を必要とする病気になったとき、家族は、先端医療を受けられる病院があるならば、とにかくそこへ行こうとします。しかしそれが、遠く離れた地方から上京し、慣れない都会の病院に子どもが入院した場合は、はたと、自分はこれからどこに泊まればいいのかと途方に暮れることになります。また、ホテルやアパートを確保できたとしても、経済的負担が重くのしかかり、その上治療に伴う不安や孤独感など、長くなればなるほど精神的負担も非常に大きくなってきます。


ファミリーハウスが提供しているもの −安心して滞在していただくために−

ファミリーハウスは、このような状況の方々のために、1泊1,000円で利用できる滞在施設を運営しています。しかしそれは、単に安価な宿泊場所ということではありません。闘病という厳しい現実に向き合っているときだからこそ、心からくつろぎ、安心して滞在していただけるような“もうひとつの我が家“としてのハウスなのです。 そのために、ハウスオーナーやハウスマネージャー、ボランティアが、病児を感染症から守るための衛生管理や、施設内の安全維持に細心の注意を払い、また、常に温かく利用者の方々をお迎えできるよう日々心を配っています。

ハウス運営は、たくさんの方々に支えられています

ファミリーハウスの運営は、皆様方のご協力に支えられています。 みなさまからの寄付金は、ハウスを動かしていくためには必要不可欠な力です。それは、ハウスの維持運営に必要な水道光熱費や生活必需品、消耗品などのランニングコストに当てられています。
また一方では、日々のお清掃から、利用者さんの案内、また、温かくお迎えするために手作りの品など、ハウスオーナーやたくさんのボランティアの方々の支援、心遣いが、滞在されるご家族にとって、ハウスを「もうひとつの我が家」として身近なものにしています。心のこもった資金的支援とボランティア、それら両輪が、ハウス運営にはなくてはならない大きな力です。 。

利用者の声
子供の病気治療のために東京の病院へ行くことになり、その時は、病気を治すことだけ考えていましたが、いざ治療が決まると、子供の事や家族、自分の生活等、色々な問題が出てきました。初めての東京で不安いっぱいでやっと着くと、ハウスオーナーの方があたたかく迎えてくださり、利用の仕方等を教えていただきました。この部屋での生活や同室のお母様方からの思いやりやあたたかさは、今でも励みにもなり、本当にありがたく感謝しています。
(宮崎県在住の利用者さん)
スタッフの声
ファミリーハウスが、利用するご家族の背負っている大きな荷物のひとつだけでも降ろせるような場所であることを願っています。「わが家」のように気疲れしない環境で、少しでも安定した気持ちでお子様の付添いに専念でき、ひとつでも多くの笑顔に出会えますように。安心して滞在していただけるハウスを維持していくために、皆様からのご寄付を大切に活用させていただきます。
(事務局、岩部さん)

クリック募金での皆さまのクリックは、このように活かされます

1泊の利用料を1,000円に抑え、ハウス利用者の経済的な負担を軽減しています。 水道光熱費、生活必需品費、消耗品費、その他ハウスを安全かつ衛生的に保つための諸経費に役立てられています。

以下のクリック募金に参加することで、今すぐ支援ができます

「クリッカブル募金」は、「難病の子ども支援」プロジェクトを応援しています。
ご協力をよろしくお願いします。
http://www.able.co.jp/company/contribute/new-action/clickable/


寄稿:NPO法人ファミリーハウス 岩部 敦子さん
ファミリーハウスについてはこちら
2007年10月17日掲載


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